気温が高くなってくると、必然的に肌を出すファッションへと移行していきますね。そうなると気になってくるのが、毛の処理について。思い切り好きなオシャレをするために、肌に優しい適切な自己処理を行いたいですよね。
今回は自己処理をこれから行っていく方へ向けて、自己処理の際によく使用されるアイテムのメリットとデメリットをまとめてみました。これから知っていきたい方はもちろん、知っている方も、この機会におさらいしておきましょう。
自己処理に選ばれやすいアイテムの、メリットとデメリット
1、「カミソリ」
カミソリは最もポピュラーな自己処理のアイテム。ドラッグストアやスーパー、コンビニなど幅広く販売されています。安価で手軽なため手に入りやすく、自己処理にカミソリを使用している方も多いのではないでしょうか。カミソリで自己処理をする際に気を付けたほうが良い事や、メリットとデメリットを見て行きましょう。
カミソリのメリット
ドラッグストアやコンビニで安価に手に入り、思い立った時にすぐに剃ることができるため便利ですね。ヘッドが動くタイプのものを選べば、細かいところや凹凸がある部分も上手に処理できます。刃の長さがあったり、幅が広い為、一度にしっかりと毛を剃る事ができます。毛量の多い方は時間がかかりやすいので、自己処理にかかる時間を削減しやすいですね。
カミソリのデメリット
肌に直接刃が当たるため、ムダ毛を処理するときに表面の角質も削ってしまうことが頻繁に起こります。誤った使い方をすると肌を傷つけてしまうリスクも。深剃りによって肌表面を傷めてしまったり、逆剃りによって埋没毛の原因をつくってしまうこともありあます。毛をカットした部分が目だちやすいので、伸びてきた毛が濃く感じたり、毛の黒いプツプツが並んで毛穴が目立って見えてしまうことも。
【カミソリで自己処理をする際に気を付けたいポイント】
カミソリで毛を処理する場合は、肌が濡れていない状態で行いましょう。お風呂上りにされている方は特に注意です。長時間濡れた肌は、角層がふやけて柔らかくなっています。カミソリの刃で一緒に角層が剃られやすく、肌がより一層傷つきやすい状態です。
また温まった肌は刺激を受けやすいため、不必要に温めるのは避けたほうが良いでしょう。逆に肌が乾燥している際にも角層が一緒に剃られて傷つきやすいため、普段から保湿を心掛けていきましょう。
毛のみを柔らかくし、肌を保護する目的のシェービング剤を一緒に併用すると、肌をいたわりながら自己処理することができるのでオススメです。毛の流れに逆らわず、毛に沿って撫でるようにやさしく剃りましょう。
2、「電気シェーバー」
外刃を肌にあてて、押し出された毛を内刃でカットすることが出来るアイテム。刃が直接肌に当たりにくい構造になっているため、肌が敏感な方にとてもおすすめの方法です。
電気シェーバーのメリット
どこでも簡単に剃ることができ、何度も繰り返し継続して使用することができます。古くなった際も刃の交換だけで済むので、一度本体を購入すれば長期的に使用することが出来るので環境にも優しく経済的。肌に直接刃が当たらないことで、カミソリより肌への負担が少なく、顔やVIOなどのデリケートな部位にも使用しやすいです。電動なので、手をすべらせて行くだけ。力を込めずに楽に自己処理が可能です。刃が小さく小回りのきくものが多いので、細かい調整がしやすい方法になっています。
電気シェーバーのデメリット
カミソリと比較すると刃が小さいため、自己処理を終えるまでに時間がかかりやすいことがデメリット。柔らかく細い毛が得意なので、太い毛がある部分によってはややザラザラとした仕上がりになることも。電気シェーバーは繰り返し使用できますが、衛生面に配慮すると、刃を清潔に保つお手入れが必要になっていきます。
【電気シェーバーで自己処理をする際に気を付けたいポイント】
電気シェーバーで毛を処理する場合も、肌が濡れていない状態で行いましょう。毛の流れに逆らわず、毛に沿って撫でるようにやさしく剃りましょう。うまく剃れない場合は、いろいろな角度から刃をあてて剃ってみましょう。肌に安全な自己処理を行うために、自己処理後には電気シェーバーの取り扱い説明書にあるお手入れ方法にしたがってお手入れをし、次回も清潔な状態で使用できるよう整えておくのがオススメです。
3、「脱毛ワックス」
脱毛用に開発されたワックス。こちらもドラッグストアやスーパーで手に入れやすいアイテムですね。ワックスを塗ってシートを貼り、毛を粘着させて引き剥がすタイプのものや、薬剤の化学反応で毛を溶かし処理が可能なタイプのものなどがあります。
脱毛ワックスのメリット
毛を根元から抜くことができるため、仕上がりがツルツルに。カミソリやシェーバーと比較するとシートが大きいため一度に処理できる範囲も広くなっています。つぎに処理を行うまでの時間が長いので定期的な自己処理が難しい方におすすめです。
脱毛ワックスのデメリット
剥がすという行為は肌への負担が大きく、角質層を痛めたり埋没毛の原因にもなりやすいです。また痛みもとても強いのが難点です。
【脱毛ワックスで自己処理をする際に気を付けたいポイント】
脱毛ワックスで毛を処理する場合は、事前に肌の水分をしっかり拭き取って行うとスムーズです。ワックスは毛の流れに沿って塗り、乾いたら毛の流れと逆方向に一気に剥がします。脱毛後は冷やしたタオルなどで肌をやさしく冷やして炎症を鎮めることがオススメです。デリケートな肌の方はなるべく避けたほうが良いでしょう。
4、「脱毛クリーム」
アルカリ性の薬剤が配合されたクリーム。肌に塗ると毛のたんぱく質に反応し、溶かすことができます。薬を塗って数分待ち、洗い流しや、拭き取るだけで終わるのでとても簡単。剃る方法とは違い、毛がカットされた面が残らないので仕上がりがツルツルです。薬剤によって溶かすものになるので、顔やVIOなどのデリケートな部位には対応していない商品がほとんどです。
脱毛クリームのメリット
クリームが毛穴にまで入り込み毛を溶かすため、肌触りがツルツルの仕上がりになります。一度に処理できる範囲も広く、新しい毛が生えてくるまでのスピードも比較的遅めです。
脱毛クリームのデメリット
毛を溶かすための薬剤を使用しているので、少なからず肌への負担がかかってしまいます。肌に合わない場合はトラブルを起こす可能性も。また刺激臭があり、換気が必要になるので場所も考えて行う必要があります。
毛が毛穴の途中で千切れてしまったりしてまばらに残ってしまうことも多く、綺麗に処理しにくいのが難点です。コツを掴むまでやや時間が必要になるかもしれません。
【脱毛クリームで自己処理をする際に気を付けたいポイント】
脱毛クリームで毛を処理する場合は事前のパッチテストを必ず行いましょう。使用量や使用方法をしっかり守ることも大切です。換気をしっかり行える場所で処理をしましょう。
毛の自己処理で大切なこと
今回は、一般的によく行われている毛の自己処理方法をおさらいしてみました。ご自身のライフスタイルに合った、やりやすい自己処理方法が見つかれば幸いです。メリットとデメリットをそれぞれしっかり把握した上で、自分に合ったものを見つけましょう。
部位によって使い分けるのもおすすめです。どの部位もオススメは肌に負担の少ない電気シェーバーですが、広い範囲や定期的な処理が大変な部位はワックスやクリームを使用したり、脚などの凹凸がある部位や太い毛が目立ちやすい箇所にはT字カミソリを使うなど、部位によって変えてみるのも良いかと思います。
どの自己処理を行う際にも保湿がとても大切です。処理をしたい場所は特に、普段から保湿ケアを心掛けてみてくださいね。カミソリを使用した際は、肌が特に荒れてしまっていることが多いので、美容成分などが多く入っていないシンプルなスキンケアでのアフターケアがオススメです。
気になる毛は適切に処理をして、これからの季節を存分に楽しみましょう。
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リナクリニックでは永久脱毛が可能な医療脱毛を行っていただけます。自己処理が負担になってしまって大変な方には、永久脱毛がオススメです。個人差はありますが、ほとんどの方が3回から5回の施術で自己処理の負担を大きく減らすことが出来ます。永久脱毛をお考えの際には、ぜひリナクリニックをご検討ください。

筆者プロフィール
天王寺リナクリニック
スタッフY
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