脱毛を受けるにあたって、「どんな服装とメイクで行くのがいいんだろう」、そんな疑問を持つ方は少なくありません。
そこで今回は、脱毛時の服装とメイクをテーマに服装のポイントや脱毛部位別の服装のコツ、そしてメイクのポイントなどを紹介します。
目次
脱毛の施術を受ける際の服装
基本的には何を着て行ってもOK

脱毛を受ける際の服装は、基本的に何を着て行っても問題ありません。
その理由として、施術時はクリニックが用意したガウンなどに着替える場合が多いからです。
ただし、クリニックによってはそういった着替えが用意されていないことがあるので、カウンセリング時に念のため、確認しておくと良いかもしれません。
脱毛に適した服装とは
着替えがある場合が多いといっても脱毛に適した服装は存在します。
それは、脱毛を受けるのにスムーズで、なおかつ施術後の敏感肌を守ってくれる服装です。
また、脱毛する部位が露出できれば、着替えが不要なことも多いので、そういった服装を選ぶのも良いかもしれません。
例えば、ひざ下の脱毛ではミニスカートやショートパンツの場合、すぐに施術できます。
この点は、事前にクリニックのカウンセリングで説明があるケースもあるので、その指示に従いましょう。
同様に施術に支障がなければ下着をつけたままでも施術を受けられます。
もちろん部位によっては、外す必要もあるのでスタッフに確認するようにしましょう。
次の項目では、具体的なポイントについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
脱毛に行く際のおすすめ服装ポイントとは?

脱毛に行く際のおすすめ服装ポイントは次の5つです。
1. 脱ぎ着しやすい服
2. 天然素材の服
3. 長袖
4. 通気性の良い服
5. 上下分かれている服
これらにつて解説していきましょう。
脱ぎ着しやすい服装
まず、施術時に着替えや脱衣があるので、脱ぎ着しやすい服装が理想です。
施術するにあたって予約枠の関係上、時間制限を設けているクリニックも多いので、より多くの時間を施術に当ててもらうには着替えをスムーズに行う必要があります。
また、ロッカールームが共用になっていることもあるので、他の方の迷惑にならないためにも着替えやすい服装がポイントです。
冬場もアイテム数を減らすなどして着替えやすい服装で行くのが望ましいでしょう。
天然素材の服装
次に天然素材の服装もポイントです。
その理由として、施術後に敏感になった肌に負担が少ないからです。
脱毛は個人差があるもののレーザーや強い光を当てることで肌にも少なからず負担がかかります。
場合によっては、非常に軽度なもののやけどを負った状態になっていることもあるのです。
このように施術後は、少しの刺激にも過敏になっていることもあるため、脱毛後の肌を保護するためにも天然素材をおすすめします。
例えば、やわらかい手触りの綿や、なめらかなシルク素材などが良いでしょう。
季節を問わず長袖がおすすめ
3つ目のポイントは長袖で行くこと、これは夏を含めたオールシーズン必須です。
脱毛後は軽くヤケドを負った状態をイメージすると分かりやすいかもしれません。
施術後に紫外線を受けると脱毛した場所がヒリヒリすることもあるため、長袖でカバーすることをお勧めします。
また、施術前に過度に日焼けしてしまうと、施術中に痛みを強く感じたり、場合によってはヤケドを負ってしまうリスクも高まり真まるため、施術自体を断られるケースもあるので注意しましょう。
普段から日焼け止めや日傘などを使って、なるべく紫外線を浴びないようにするのがポイントです。
通気性の良い服装
4つ目は、通気性の良い服装です。
施術後の過敏な状態になった肌は、汗でも強い刺激になることが少なくありません。
また、汗の成分で肌のダメージが大きくなることもあるため、汗を蒸発させる通気性の良い服がポイントです。
冬場によく利用されるヒートテックは、通気性が良いものの肌が乾燥する恐れがあります。
こういった服もあまり脱毛に望ましくありません。
特に背中やおなか周りなど、広い範囲の脱毛を受けた方は十分に注意が必要です。
上下に分かれている服装
最後が上下に分かれている服装です。
脱ぎ指すさを意識してワンピースで行く方もいますが、上下に分かれている服を着ていくことで部位別の脱毛がスムーズになります。
例えば、ワンピースでは脇脱毛だけなのにすべてを脱ぐ必要が出てきます。
全身脱毛で全て脱ぐ場合は必要ないかもしれませんが、クリニックによっては全身脱毛でも、日によって特定の部位だけという日もあります。
可能であれば、上下に分かれている服をおすすめします。
知っておきたい脱毛時のNG服装!注意点とは?

冒頭でどんな服装でも問題ないとお話ししましたが、実はNGとも言える服装や注意点があります。
それは次の3つです。
1. 露出しすぎた服
2. タイツやストッキング
3. フィットしすぎた服
露出しすぎた服
まず、露出しすぎた服はNGです。
紫外線を浴びやすくなってしまい、日焼けができやすくなることや施術後のデリケートな肌に強い刺激が加わるからです。
肌トラブルになることも多いので、施術前後は控えるのがおすすめです。
タイツやストッキング
タイツやストッキングも避けましょう。
これは、着替えに時間がかかることや締め付けやムレで肌がダメージを受けるからです。
特に足の脱毛を受ける場合は、かなり影響が出るので注意が必要です。
フィットしすぎた服
フィットしすぎた服も望ましくありません。
タイトなパンツやトップスは肌を締め付け、施術後の敏感な肌へ強い刺激になります。
可能であればゆったりした服装で施術を受けましょう。
このように注意点もあるので、ポイントを押さえておくのがおすすめです。
脱毛の部位別!おすすめ服装のポイント
さらに部位脱毛をする場合は、部位別におすすめの服装があります。
ここでは、次の5つの部位を紹介していきましょう。
1. 脇や腕
2. VIO
3. 脚
4. 顔
5. 上半身
脇や腕
脇や腕は多くの方が部位脱毛を受けることが多い部分です。
この場合は、キャミソール、タンクトップ、ノースリーブのトップスといったそのまま施術が受けられる服装がポイントといえます。
ただし、移動は紫外線が当たらないように、カーディガンなど羽織るものを持っていくことが重要です。
VIO
VIOを脱毛する場合、脱ぎ着しやすいボトムや肌に優しい素材の下着をつけていくのがおすすめです。
下半身はクリニックで専用の紙パンツを用意してもらえることが多いため、必ず脱衣しなければいけません。
その際にワンピースだと全て脱ぐことになってしまうこともあります。
しかし、脱ぎ着しやすいボトムなら、ボトムと下着を脱ぐだけで施術できてしまうことが多くあり、スムーズです。
脚
脚脱毛は、肌への接触が少ないワイドパンツや、ロングスカートがおすすめです。
施術後の肌の刺激も少なく快適に帰宅できるでしょう。
また、寒い日や冬場は、厚手の靴下やブーツで暖かさをプラスするのもポイントです。
顔
顔の場合は、おすすめの服装はありませんが、施術の邪魔にならないよう、タートルネックは避けた方が良いでしょう。
冬場はマフラーやストールなどで暖かくして移動するのがおすすめです。
上半身
最後の上半身は、肌への刺激にならないような優しい素材のゆったりした服が快適です。
加えて上下別れている服が良いでしょう。
上半身の脱毛は照射範囲が広く、脱毛後に肌がヒリヒリしやすくなるため、優しい素材でゆったりした服が適しています。
また、上半身だけ脱いでしまえば施術を受けられることから上下が分かれている服装はよりスムーズです。
脱毛を受ける際の髪型とアクセサリーも注意
気になる髪型とアクセサリーは、髪はおろしたまま(ノーセット)でアクセサリーはつけないのがおすすめです。
髪型は施術によって乱れてしまうので、シンプルな髪型が適しています。
セットできる場所は用意されていますが、自宅とは勝手が違うので、難しい髪型にセットしていくのはやめましょう。
また、アクセサリーは外して施術を受けることになるので、着替えの時と同様にすむーずな施術を受けるためにつけていかないのがおすすめです。
指や手の甲などの脱毛をする場合は、指輪も外しましょう。
脱毛を受ける日のメイクのポイント!

脱毛を受ける際に服装と同じくらい重要なのがメイクです。
ここでは次のポイントを中心に解説しましょう。
1. 基本は薄化粧
2. パウダールームに注意
3. 施術時は日焼け止めもNG
4. 帰宅時はマスクやメガネがオススメ
基本は薄化粧がおすすめ
まず、基本として薄化粧がおすすめです。
施術の際に顔以外の脱毛であっても緊張や汗などで崩れやすいことや顔脱毛の場合は、クレンジングに時間がかかると施術時間が減ります。
理想はノーメイクですが、外出するので薄化粧がおすすめです。
パウダールームに注意
パウダールームに注意しましょう。
クリニックによっては十分な設備が用意されていないこともあるからです。
また、顔脱毛後は肌に負担がかかった状態なので、メイクよって刺激が加わるため、顔脱毛後は予定を入れず、すぐに帰宅することをおすすめします。
また、どうしても化粧したい場合は、パウダーファンデーションを軽くのせる程度にとどめておきましょう。
帰宅時のクレンジングで痛い思いをすることがないように落としやすいようにしておくのもポイントです。
施術時は日焼け止めもNG
日焼けをさせないために日焼け止めを塗りたくなりますが、これはNGです。
メイク同様に施術前に落とす必要があります。
そのまま施術すると、毛穴に詰まって脱毛効果が低下する可能性が否定できません。
また、日焼け止めの成分がレーザーと反応して肌に悪影響を与えるリスクもあるのです。
帰宅時はマスクやメガネがオススメ
施術後は、ほぼノーメイクで帰宅するのが理想です。
ただ、すっぴんのまま帰宅することに抵抗がある方も多いですから、なるべく顔が隠れるようにマスクに加えて眼鏡をかけるのをおすすめします。
まとめ
脱毛を受ける場合、痛みや効果が気になって服装やメイクのことをすっかり忘れてしまうケースもあります。
しかし、服装やメイクはとても重要なポイントです。
まずは部位によって服装が異なることや刺激の少ない服装をすること、メイクはノーメイクか薄化粧を基本に望みましょう。
また、確実なアドバイスを受けるためにカウンセリング時に服装やメイクについて質問しましょう。
誰もが初めての脱毛はわからないことだらけなので、担当のスタッフが十分に説明してくれます。
美しくなるための脱毛を快適に受けるには、服装選びとメイクに注意するようにしましょう。

筆者プロフィール
天王寺リナクリニック
スタッフY
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